徒手療法では、身体機能不全(体性機能障害、ソマティック・ディスファンクション=SD)を評価し、調整を行います。
このSDは、STARTによって識別され、評価されます。
S 症状(徴候)再現性に関するもの
SDは、無症候性になることができますが、それは一般的な症状を呈する患者の関連(状況)内に存在します。
症状の痛みの挑発は、身体検査に不可欠なコンポーネントです。
T 組織の圧痛に関連するもの
過度の組織の圧痛はしばしば存在し、患者の痛みの発生とは区別しなければなりません。
A 非対称性に関連するもの
この基準は、椎骨または他の骨の位置が非対称であることを示す位置の焦点に非対称性がリンクします。
構造の非対称性に加え、機能を含むことによって非対称性を評価します。
R 可動性及び可動域に関連するもの
動きの範囲の変質は、単一の関節の幾つかの関節または筋骨格系の領域に適用することができます。
異常を動きの制限または増加した動きの質の評価及び終端感覚(エンドフィール)によって判断できます。
T 組織の質感の変化に関連するもの
組織の質感の変化の識別は、SDの評価に重要です。
明白な変化は表面、中間、深部の各組織において留意すべきです。
異常から正常の認識をすることが重要です。
このような評価をし、調整することにより、徒手療法は効果的なものとなります。
徒手療法治療院 ReBalance(リバランス) http://www.rebalance-setagaya.com/