今朝も昨日と同様に30分間走の後に、息子と一緒に3.5キロラン。
走り終わると、2人とも汗だくです(笑)
姿勢はある問題の結果であり、そして二次的及び三次的な症状につながる問題にもなります。
先日もお子さんの姿勢の悪さ(不良姿勢)を親御さんから相談を受けました。
不良姿勢は、成長発達、運動機能、集中力などに関与します。
上部交差症候群や下部交差症候群、前方負荷タイプや後方負荷タイプなどの見方をすることができます。
これらの姿勢は、症状との関連も見られます。
前方負荷タイプや後方負荷タイプは、J.M.リトルジョンやT.E.ホールらが研究したものです。
これらは中央重力線が理想的なポジションから前方または後方に移動した状態と考えられます。
今では前方及び後方だけでなく、混合タイプも考えられます。
重力線、張力線、側方からの姿勢などを分析することによって導き出すことができます。
前方負荷タイプの姿勢は、飛行中のスキージャンパーの姿勢に似ています。
中央重力線は、前方に移動しています。
頭部は前方に保持され、胸椎が伸展し、上部腰椎までがフラットな脊柱になります。
脊柱のカーブが余りにもなくなり、まっすぐになっています。
背部の筋肉は過緊張状態になっています。
腹部および骨盤部の圧が増加し、下肢からの循環を阻害するため、下肢のうっ滞が起こります。
後頭下筋群の過緊張もあり、動脈圧縮性の頭痛や静脈うっ血性の頭痛が起こる可能性があります。
子宮は前傾し、月経困難症や妊娠困難などを引き起こす可能性もあります。
後方負荷タイプの姿勢は、俗に言う猫背の姿勢です。
中央重力線は、後方に移動しています。
胸郭部は圧が増加し、心臓に対する負荷も大きくなる傾向があります。
胸郭部の圧の増加に伴い、腹部及び骨盤部の圧は相対的に減少します。
背部の筋は短縮し、腸腰筋の過緊張も見られます。
子宮は後傾し、月経過多を引き起こす可能性があります。
後方負荷タイプでは、うっ滞が見られ、痔や便秘などが起こると考えられます。
その他にも様々な症状が出る可能性があります。
オステオパシーによる全体的及び総体的なアプローチにより、対処することができます。
6月はセミナー受講で休診となる日があります。
休診日の前後は予約が込み合うことが予想されます。
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6月30日(日) 休診(セミナー講師)
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