筋膜系&液系のセミナー

 暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
 先日のセミナーの帰り道では、小雪も舞っていました。

 2月4日(木)~7日(日)まで、イタリアのオステオパスであるパオロ・トッツィー先生のセミナーを受講してきました。
 内容は、前半の2日間は筋膜系、後半の2日間は液系でした。
 受講者は20数名で、久しぶりにお会いする先生もいらっしゃいました。
 身体は様々なシステム(系)が関連し、調和しながら働いています。そのため、どのシステムにアプローチしても、その他のシステムに影響を与えることができます。そうすることにより、身体は治癒及び健康に向かうことができます。
 筋膜系のセミナーは、1度受講したことがありましたので、再確認にもなりました。新たな情報や評価方法、施療方法も学ぶことができ、早速日々の臨床に活用できそうです。
 液系のセミナーも同様に学びが多いものでした。液系へのアプローチは、インフルエンザ等にも効果があります。
 筋膜系は全身に繋がりを持っており、様々なシステムに影響を与えます。
 瘢痕に対するアプローチも学びました。手術による瘢痕は、筋膜系の繋がりを阻害して、様々な症状の原因になることがあります。

 セミナーの内容も素晴らしいものでしたが、セミナー後に何人かの先生方と懇親会へ行き、色々と情報交換等をしたことも収穫でした。これも臨床に活用できそうです。

 来月はケリー・ダンブロジオ先生のトータル・ボディ・エナジェティクス(TBE)を受講する予定です。
 施療は、全体性や健全性を考えたものでなければなりません。
 より良いものを提供するために、学びは続きます。


 総合徒手療法治療院 ReBalance(リバランス) http://www.rebalance-setagaya.com/