今日は暖かくなるという予報でしたが、暖かくならず・・・。
午前中は雨も降っていて、余計に寒く感じました。
朝ランの時間は幸い雨が降っていなかったので、息子と一緒にダッシュ10本。
自宅の前で若干の坂道でダッシュをやっています。
この坂道ダッシュ、なかなか良い効果が出ているように感じています。
適度の運動は、健康維持に大切だと思われます。
運動は、身体の全ての器官系(循環系、神経系、内分泌系、消化器系、免疫系、腎臓、筋骨格系など)に影響を与えます。
運動が影響を与えないのは、感覚系と肺のみと考えられています。
あらゆる運動やトレーニングの基本となる概念は、『特異性の原理』(Specific Adaptation Imposed Demands=SAID)というものです。
様々な負荷が与えられると、それらに適応して、身体は様々な変化が起こります。
この原理はあらゆる運動に当てはまります。
大切なのは、どの程度の負荷を掛ければ良いかを理解することです。負荷が小さすぎても、大きすぎても身体は適応できません。
適応の最大の目的は、食物から摂取したエネルギーを効率よく身体の動きに変換することと言えます。
人の全ての動作は、筋線維の収縮によって行われます。
筋線維の収縮の燃料になるのは、アデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる分子で、これは炭水化物、脂肪、タンパク質から作られます。
長時間の運動に使われるエネルギーは、細胞内にある小さな発電所であるミトコンドリアが炭水化物や脂肪をATPに変えることで得られます。
この過程では酸素が必要なため、このタイプの運動は有酸素運動(エアロビクス)と呼ばれています。
身体が運動に慣れて行くにつれて、この過程の効率はぐんぐんと高まります。
ATPを大量に生産するために細胞内のミトコンドリアが増え、炭水化物の代わりに脂肪が燃やされる割合が高まります。
筋線維も1つの収縮でそれまでよりも大きな力を生み出せるようになります。
身体の形も変わり始めます。
一番の変化は、脂肪が減り、筋肉が増えることです。
身体の内部でも様々な変化が起こります。
筋肉の強い力で引っ張られることで、骨は頑丈になります。
筋肉に酸素をたっぷり含んだ血液を送るために心臓は大きくなります。
血液を身体の隅々に届けるために、毛細血管のつながりも広がります。
神経は脳から筋肉への命令を速く、効率よく伝えるようになります。
他にも驚くような沢山の効果があります。
最も重要なのは脳に生じる変化です。
エクササイズが脳に及ぼす影響についての研究はまだまだ未開拓の部分も多いですが、運動によって脳に血液と成長因子が多く送り込まれることで、記憶力や学習能力、認知力が高まり、老化防止などにも効果が見られます。
また、運動の最中には、脳内でエンドルフィンを始めとする気分を高揚させ、精神に良い作用をもたらす化学物質が分泌されます。
当院では、ウォーキングやジョギング、ラジオ体操などを運動として薦めています。
痛みや不調でお悩みの方は、ご連絡下さい。
放っておいても良くなりません。
早めの対処が大切です。
オステオパシーは身体全体に対するホリスティックな自然療法的アプローチです。
様々な症状に対して効果があると考えられます。
不調を感じた時には、早めに対処することをお勧めします。
早めに対処することで回復も早くなります。
痛みや不定愁訴など様々な症状や不調でお悩みの方はご相談下さい。