長引く咳

 今日は少し暖かくなりました。

 先日、セラピストの方が来院されました。
 主訴は、風邪、咳が長引くとのことでした。
 身体を可動性の評価及びリスニングをして施療をしました。
 頚椎7番、椎骨心膜靭帯、中頚筋膜を調整し、最後にリバランシングをしました。
 頚椎の調整には高速スラスト(HVT)、靭帯や筋膜の調整には筋膜靭帯リリース(FLR)を用いました。
 中頚筋膜の調整後にはすっかり咳も治まり、受け手側もびっくりされていました。

 咳や鼻水や下痢は身体の防御的生理反応だと考えられます。
 しかし、余りにも長引いていたり、過剰だったりする場合には、何かしら身体に変調があると考えられます。
 咳の場合は、頚椎の神経促通が起こっていることが多々あります。

 今回の場合、頚椎及び頚椎付近の筋膜を調整することにより、咳が治まりました。
 徒手療法には、このような効果が見られます。

 総合徒手療法治療院 ReBalance(リバランス) http://www.rebalance-setagaya.com/