11月に入りました。
あと5日で世田谷マラソン本番です。
身体の調整を行った後の身体の変化として私が重要視しているものに、可動(動き)の変化と姿勢の変化があります。可動に関しては、質である可動性と量である可動域の両面を対象にしています。
私はこれらはあくまで身体の問題の表出した結果と考えています。姿勢が悪い、歪みがある、動きが悪いなどは、何らかの問題が身体に存在するために引き起こされるものだと考えららます。何らかの問題を徒手療法であるオステオパシーやカイロプラクティックでは、リージョン(病変)、ソマティック・ディスファンクション(体性機能不全)、サブラクセーションと呼んでいます。これらは病理的な障害ではなく、機能的な障害だと考えられています。
これらを改善、解消することにより、身体の可動や姿勢に変化が生まれます。それに伴い痛みなどの症状の改善や消失が起こります。精神心理的な面の変化も起こります。
先日来院された30代の男性の方ですが、SLR(下肢伸展挙上テスト)が調整前は30度、調整後は90度と変化しました。ご自身でも姿勢の変化や座った時の楽さ、歩行の動きやすさなどを実感されていました。
徒手療法での調整は、身体の治癒機転に対するきっかけを与えることができると思います。きっかけを与えることにより、身体は様々な変化を起こします。
痛み・不調の徒手療法治療院 ReBalance(リバランス) http://www.rebalance-setagaya.com/