A.T.スティル先生の著書

 東京は昨日積雪で大変でした。午後からは晴れて、あっという間に雪もなくなってしまいました。
 実家のある山口では、今日は雪で大変なようです。

 オステオパシー創始者であるA.T.スティル先生は4冊の書籍を著しています。
 その4冊とは、以下のものです。
 ①Autobiography
 ②Philosophy of Osteopathy
 ③The Philosophy and Mechanical Principles ob Osteopathy
 ④Osteopathy, Research and Practice

 この4冊のうち、②と④の翻訳書が②は『オステオパシーの哲学』(日本オステオパシーメディスン協会)、④は『オステオパシー 研究と実践』(日本オステオパシープロフェッショナル教会)として出版されています。
 ①は以前『月刊手技療法』(たにぐち書店)で翻訳が連載されていたようですが、途中で終わってしまったようです。残念です。また再開もしくは翻訳書として出版して頂きたいと思います。

 数年前までスティル先生の著書の翻訳書はなく、翻訳書が出版されたことは非常に喜ばしいことです。
 オステオパシーを学んでいく上で、スティル先生の著書を読むことは必要かつ大事だと思い、原著を購入して自分なりに翻訳をしてみましたが、英語の上、書かれた時代が100年以上も前のため、翻訳するのも非常に大変でした。そのため、ほとんど進みませんでした・・・。
 その他のオステオパシーの翻訳書には、多少抜粋としてスティル先生の言葉が記載されているため、是非にでも著書を読んでみたいという思いでした。
 このような状況下でしたので、翻訳書が出版されたことは、非常に助かりました。

 スティル先生の著書に限らず、このようなオステオパシーの書籍は数冊しか翻訳されていません。
 オステオパシーを実践する上で、オステオパシーの哲学や思考は大事なことです。
 昨年、バイオダイナミクスセミナーを受講した際にも、質問をしたアシスタントの先生にスティルの著書を読むように言われました。読むように言われた書籍は③でしたが・・・。
 ロバート・フルフォード先生も『Touch of Life』(いのちの輝き)の中で③の書籍を紹介しています。

 オステオパシー関連の書籍がどんどん翻訳出版されればいいな~と思います。


 総合徒手療法治療院 ReBalance(リバランス) http://www.rebalance-setagaya.com/